異文化コミュニケーションを円滑にする方法

英語でのコミュニケーション、様々な違いを乗り越えて外国人とお互い満足して仕事をするためのブログ。

Yes/Noと明確にいう日本人について欧米人はこう思っている

記事を下記のWebsiteに載せて頂けることになったため引っ越し中。
2017年10月1日更新:http://commlution.jp/
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日本人は「Noと言わない」や「意見をはっきり言わない」など言われることが多いため、英語を話すとき、多くの日本人の方はまずはYes/noを明確にすることを気を付けていると思います。私もそんな一人でした。

ですが、ある程度英語が話せるようになると、欧米人はあまり明確にYes/noと言っていないことに気付いてきます。

そして、欧米人は案外この日本人の明確すぎるYes/noにショックを受けたり、失礼な奴だと思ったりしています。。

今日はそんな話をブログに書いていきます。

欧米でもYes/Noを直接的にいう人は意外と少ないです。

彼らが意見を交換する際に、必ずすることは相手の考えを尊重すること。

自分がその意見に否定的であっても、相手の意見を一度受け入れ(同意とは違う)、その上で自分の意見を述べます。

下の表は意見を求められた際の、日本人・欧米人の英語での対応例です; 

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もし自分が日本人がしがちな返答を受けた場合、なんだか「お前は頭悪い」と言われている気がしませんか?私の被害妄想かな。笑

ただ欧米人の返答と比べると、日本人がしがちな返答は否定のみで相手の意見への尊重が見えません。

一方で欧米人の返答は直接的な否定はせず、まずは相手の意見を受け入れ、自分の意見を述べ、最後に意見の調整をしようとしているのがわかります。

英語ではこんな風に;

I understand your point, but I think it would be better if we could.... What do you think?

訳:なるほどね、でも○○○した方がといいんじゃないかと思うんだけど、どう思う?

日本でもそうですが、頭ごなしに相手の意見を否定をする人はほとんどいないですよね。

ただ英語になってしまうと、そこまで気がまわらなかったり、意思表示をはっきりしないと!と思ったりして「それはちがう」と返してしまうことがあると思います。

ですが、その気遣いのない直接的なNoは相手自身を否定する言葉として捉えられてしまい相手に失礼になることがあるので、意見を言う前に一呼吸おいてから話してみてください。

では欧米人は何が明確なのか。

欧米人が明確に行うのは、Yes/no(同意かどうか)よりも、物事に対する彼らの考えです(上の表でいう赤字アンダーライン部分)。

ですので、不明確に考えを伝えたり、否定だけしてなぜそう考えるかの理由を省いたり、代案を出さずに言い逃げをする人はほとんどいません。

 (そういう人は大ひんしゅくをかって信頼されていません)

特に、職場で彼らが目的としていることは、Best solutionを導き出すことです。

日本人の場合、相手と対峙する意見を言う場合は、意見自体を遠回しな表現にしたり、あやふやにしたりすることが多いですが、欧米人はここを明確に相手に伝え、代案を提示します。

意見が明確ではなかったり、代案を提示しなかったりすると;

「So.... what?」「I don't get your point.」「what's your solution?」など聞かれ、あなたの考えや次の策を明確にするように求められます。

そもそも意見を英語で話すのでも精一杯なのにこれらの言葉によって追い打ちをかけられることもしばしば。 

私は過去何度かこの状況に陥ったことがあります…その時は一人で勝手に緊張状態に入りこみ、ただ固まりました…ちーん。

そういう状況を避けるためにも、相手にいかに効果的に意見を伝えるか、どんな提案(代案)ができるのか意識また考えて会議にいどんでみてください。

まとめ。

1.人間関係は日本でも欧米でも同じ。相手が意見してくれたことに感謝し、相手の意見を尊重する

2.何か意見があれば、相手の意見を受け入れた上で、自分の意見を述べる

3.何か否定しなければいけない場合は、意見を聞き、自分の意見を述べ、代案を提案する(否定しっぱなしにしない)

会議中に意見をする場合や、何か同僚にアドバイスを求められた場合には、上記3点を注意してみてください。

 ただ何よりも英語を話すことに慣れましょう!そうすれば自然と日本でもしている気づかいは英語でもできるようになります!